リストラティブヨガTTを終えて
つい先日、クリパルヨガのシニアティチャーであるSudhaの指導のもと、
5日間のRestorative Yoga Teacher Training(Level One)25時間を終えました。
米国のクリパルセンターから今回初めてSudhaが日本に来日するというタイミングで同時開催されたこのトレーニング。
思えば、今年の春にSudhaのリストラティブヨガクラスのYoutubeを観た時に、英語もろくに理解できないのに涙があふれ心が震えたの。
だから、このトレーニングを受けようと決めたのでした。
ずっとリストラティブヨガのTTをどこかで受けたいなぁと思っていたのもあるのだけど、
わたしは、なによりSudhaに会いたかった。
で、このトレーニング。いゃあ〜ものすごかった。
まさにクリパルエッセンス!
「リストラティブヨガは、人の心を開き、肉体にも心にも働き、ポジティブにも癒しにもなります。まるで玉ねぎの皮を一枚づつむいていくように、心の奥深くに作用してゆくのです。」by Sudha
からだの力をぬき、全てを委ね、深くリラックスする時、深い自分の内側に触れる。Sudhaの言葉を体験を通してじわじわとそれを体感。そして、ブログを綴る今も私の中心部を刺激し続けている感じがする。
参加者20人は日本におけるクリパルヨガティチャーの先輩方ばかり。
はじめは変に緊張したり、自分のできなさにしょんぼりしたりもしたけれど、沢山笑ったし、たくさん泣いたよ。
そこにいるのはヨガの道を共に歩む同じ仲間であり、サンガであり、同じ想いを持った同士なのだと気づくとき、ただただ感謝で胸がいっぱいになる。
わたしがこのトレーニングで学んだことは沢山あるけれど。
その中のひとつを選ぶならば、「本当の優しさ」とは?ってこと。
Sudhaはこんなことを話してくれました。
「自分がして欲しいことを相手に伝えることに躊躇するのは、人間の自然の在り方ですね。リストラティブヨガで配慮をもちながらも自分の本音を相手にはっきりと伝えることは、健全にコミニュケートしてゆくきっかけになるでしょう。
世の中で、沢山の誤解が生じるのは自分自身がクリアーじゃないから。言わなくても分かってくれていると期待することから多くの問題は起きてきます。」
そうなんだ。
リストラティブを受ける時、心地良くないことや不快に感じていることを相手に伝えることに躊躇したり我慢したりしている自分がいる。ティーチャーとしてリードする時も、生徒が何か言いたそう?でもリラクゼーションを妨げてしまうから声をかけるのをやめようかな?と声がけをしないでいる自分。
でも、気になったら変に躊躇せずに声をかけると、生徒の体験は「まあまあ気持ち良い」から「最高に心地良い」体験へと変化することもある。
このことは、私の日常の生活パターンの癖にもぴったり当てはまるのだ。
コミュニケーションを取れば、案外クリアーになる可能性を秘めている。さらには素晴らしい体験になる可能性だってあるはず。なのに、その一声の勇気が出ない。そこには、怖れや不安がある。そんな自分と向き合うことになったわけで。
相手を傷つけるかもしれないから、苦しめてしまうかもしれないからと、本音を話さないでいたり、そのことによって自分が苦しみたくないと避けていたりする。
愛という配慮をもちながら、まっすぐありのままの意見を相手に伝えることこそ、本当の優しさなのかもしれない。
自分の人生を信頼していれば、
相手の人生のプロセスも信頼できるんだよなぁ。
「今ここに存在し、そこで慈悲深くありなさい。」
「目覚めていなさい」というSudhaの言葉をなんども思い返しています。
Sudha! たっくさんありがとう!
共に学んだみなさま ありがとう!
ToshiさんMakikoさんNobuさんEriさん ありがとう!
私をサポートしてくれた、あらゆる存在に感謝でいっぱいです。
Jai Bhagwan!
MIKI