LIVE the MOMENT
私のオーラソーマの師匠でもあり、今年で10年目になるという子供たちの絵画教室を主催している寛子さんの、大人のためのワークショップ「LIVE the MOMENT〜瞬間を生きる」に参加してきました。
うまく描こうとしないで、ただただ自分の一瞬一瞬と寄りそい、瞑想的に描くという行為を体感。
こうしてブログを書いている今でも、ものすごく気持ちがよくて自分の体や心が喜んでいるのがわかります。
私はこれがしたかったのだね。と。
ものすごく大きな紙にみんなが同時に描きはじめる、そんなところからスタートした4時間。
思考を使わず、ただただ絵感覚だけで何枚も描く。エネルギーの波に乗っていたかのようでした。
みんなのエネルギーが画面で解け合い、変化し、破壊され、新たなものが出来上がってゆく行為の繰り返しのなかで、自分の内側にもいろんな想いが湧いては統合され、破壊されては生まれてゆく。
それはまるで打ち寄せては返す波のよう。まさに人生そのもののように。
みんなで描いた絵をカットし、その中の1枚を選んでさらに自分の絵を作り上げたもの。
こんな感じ。かなり、しっちゃかめっちゃかだけどね。これでいいのだ!
それぞれに四角い紙を好きな形にカットし、
たくさんあるカードの中から1枚を選びとってそのテーマにあわせて描いた絵。
私が引いたのは「薬師如来像」だった。笑
最後の作品。
言葉が書いてあるカードを4回ひいて、そのテーマに合わせて描き進めた絵。
1枚目「月」/ 2枚目「謎」/ 3枚目「叫」/ 4枚目「祈」
この絵はまさに私にとってのハイライト。
ちょうど満月の今日に、「月」というキーワードを引いたのもおもしろい。
謎なことや、叫ぶような気持ち、その混沌とした表現を模索しながら、
最後に引いた「祈」というカードで、その全てが統合されたように思うんだ。
描くうえで「祈るとは何だろう」という問いが湧いてくるわけで。
私は祈りを光の粒で表現することにしたのです。
祈りとは、喜びや悲しみもすべてひっくるめて細かい光の粒で包み込むことなんじゃないかな。と思ってね。
光の粒をただただ祈ることに意識を持ちながら描いてゆく作業は、やめられない心地よさがあるものでした。
「ずっと祈っていたかった。」
描きすすめるうちに、不思議と一番はじめのキーワードである月に意識が向いてゆく。
そうしたら、祈りは統合され、それはやがて大いなる自然である月に戻ってゆくのね。というストーリを感じて、妙に納得している自分がいるのでした。
このワークショップ、2ヶ月に1度ぐらいのペースで開催されるそうです。
創作が好きな方だけではなく、描くことにコンプレックスがある方、絵を描きたいけれどどうやっていいか分からない方なんかにも、おすすめですよ。
寛子さんのブログのレポートを読むと、
このワークショップの全体像が分かると思いますよ。チェックしてみて。
↓
http://ameblo.jp/crystalline-otohana/entry-11559002416.html
ずっと私たちのエネルギーをリードし、デリケートにサポートしてくださった寛子さん、アシスタントのみづきちゃん、ありがとう。
共にエネルギーを共有した仲間たち、ありがとう。
Miki